2012 3月17日(土)
LCCM住宅ってご存知でしょうか。(?∇?)
Life Cycle Carbon Minus
ライフ サイクル カーボン マイナスの頭文字を取ってLCCM住宅と呼ばれるのです。
LCCM住宅とは、住宅の長い寿命の中で、建設時・運用時・廃棄時・において
できるだけの省CO2に取り組み、かつさらに太陽光発電などを利用した
再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含め、生涯での
CO2収支をマイナスにする住宅である。
従来の住宅では、まず建設時にCO2排出量が上がり、運用時に右肩上がりに増え続け、
リフォーム工事等を行うとさらにCO2排出が増え、最後の解体廃棄までまた増えます。
LCCM住宅は建設時のCO2排出量がMAX値となり、右下がりに落ちて
最後の解体廃棄には、建設前の0値以下に成らなければならないのです。
LCCM住宅でも、当然リフォーム等が行われるし、生活するのでCO2は排出し続ける
のですが、それを補うエネルギーを作りだし補います。
補うと言っても、そんなにエネルギーは創れないので、エネルギー消費が少なくて済む建物が必要になります。
ですので、日射や風などを上手く取り込む設計がとても重要になり、当然、熱を逃がさない建物性能が必要になります。p(^^)q