2012 3月13日(火)
今日は、関内ホールにお勉強しに行きました。
横浜市建築局、主催の
「CASBEE横浜セミナー 〜戸建住宅への拡充〜」です。
全国に先駆け横浜市は環境配慮の観点から、CASBEEをこの4月から戸建住宅へも拡充する為のセミナーです。
CASBEE (キャスビー、建築環境総合性能評価システム)は、2001 年に国土交通省が主導し、(財)建築環境・省エネルギー機構内に設置された委員会によって開発された建築物の環境性能評価システムであり、常に改良を重ねている。地球環境・周辺環境にいかに配慮しているか、ランニングコストに無駄がないか、利用者にとって快適か等の性能を客観的に評価・表示するために使われている。評価対象となるのは、日本国内の新築・既存建築物である。
なお、建築物の環境性能を評価する制度はアメリカ・イギリスで従来から使われていました。
音環境や光・視環境、換気性能など住み心地に大きく関わる要素、ランニングコストの決め手となる冷暖房効率などは、建築物の商品価値として求められるもので、これらの客観的な評価を消費者が一覧できるという意義もある。
総合評価は「Sランク(素晴らしい)」「Aランク(大変良い)」「B+ランク(良い)」「B-ランク(やや劣る)」「Cランク(劣る)」の5段階の格付けになる。
車の後ろに貼ってある★★★マークみたいなシールが配布されます。
尚、CASBEE横浜ー戸建は、横浜オリジナルのシールです。
簡単に言いますと、全国統一の建物評価基準でありまして、その家がどれだけ人や地球にやさしい良い住宅かを評価するのです。
そこに、自然エネルギーを活用することによりLCCM(ライフカーボンマイナス)住宅などが出来上がるのです。
今日のお話をきいて、人や地球にやさしい!エネルギーを逃がさない住宅!
それって、スーパーウォール住宅では当たり前のことで、ただ家の性能だけでなく、家電やお庭なども総合的に考える事が必要なんです。
国は、このような住宅を求め、またこのような住宅しか作れないような制度に変わろうとしています。