2011 11月23日(水)

U様邸は2所帯住宅、玄関以外は全て別でキッチン・浴室等2つあります。
2階の洗面所・浴室の下は、畳店の作業スペースです、そこは断熱・気密は取っておりませんので、2階の洗面所・浴室は2階床下で断熱・気密を取っているのです。
←2階洗面所の洗濯機防水パン
洗濯機防水パンの排水口にはトラップが付けられていて、ただ排水管が繋がって居る訳では無いのです。
何を言いたいかと言いますと、トラップ取り付けには大きな穴開けが必要なんです

ですので、その穴をそのままにして置く事は、隙間を作る事!気密性能を損なう事になるのです。
SW住宅は、1棟ごとに気密測定を行い、その住宅性能を数値で示しておりますから、測定前だけ気密を取り、測定後は知らないよ〜!では駄目なんです
気密測定の結果がお施主様へ性能として渡されるので、測定後はその性能を保持する義務が施工者にはあるのです。
作業スペースの天井下地を作る前に、ウレタン断熱材で気密ボックスを作り配管を通しまして、ボックス内で防水パンのトラップ接続をしています。
気密測定後の穴開けなので、知らんぷりしたらそれまでですが、気密の重要性を理解しているので、知らんぷりは出来ないのです