2010 7月23日(金)

今日H様邸の気密測定を行いました。
SW住宅は1棟毎に必ず気密測定を行います
では、何故行うかと言いますと、感覚で言う強くて安心な良い家とかでは無く、データーとしてちゃんと数値で表す為に行うのです。
『ここは俺が施工したんだから、バッチリ隙間無く気密が取れてる』なんて言っても、その人の感覚に過ぎませんからね
f^_^;
住宅の気密とは建物の『隙間』を意味します。
その隙間を測定表示させたものを「相当隙間面積」(C値)と表し、そのC値が、小さいほど気密性が高いということになります。
次世代省エネ基準区分におけるC値の基準値は、我々の住むⅣ地域で5以下、東北のⅠ・Ⅱ地域でも2以下なのですが、スーパーウォール工法は1以下を基準値にしています。
そして今回のH様での測定結果は、C値なんと! 0.48
私の提言している、超高気密住宅です
測定士さんも1回目の圧をかけた音を聞いて『この音は良い数字が出ますよ』ですって!
さすが!音を聞いて分かるんですね。
測定前に私は、0.5以下を目指していたのですが、トステムのSW担当さん達は、『3階建てで、引き違い窓ばかりで、この規模だと0.8以下なら良い方です』と言われていたのですが!
やりましたよ!0.48\(^_^ )( ^_^)/心の中でガッツポーズ
そして、高気密だからこそちゃんと計画換気が出来るし、高気密化していない住宅では、換気による熱損失の割合が大きくなるため、ある一定以上高断熱化を進めてもあまりその効果が現れなくなります。
なので、高気密・高断熱・計画換気は一対でなければならないのです。
本日行った気密測定が、25日の構造内覧会で体験できます。
圧をかけた室内で、ドアの開閉や窓からの空気の音など、体験できますo(^-^)o
滅多に体験出来る事ではないので、是非このチャンスにお越し下さい!
今日立ち会ったH様も体験して、その凄さを実感しておられました