2010 7月8日(木)

中間検査も無事に合格しましたので、外周りの金物の処理を致します。
←外壁面の羽子板金物を引っ張る座金とナットは、梁より出っ張らないように、掘り込んでいます、そこに発泡ウレタンを注入していきます
この処理をなんの為に行なうかと言いますと、羽子板ボルトはは外部と内部を貫通させて、梁を引っ張っていますので、外部金物部が内部にも熱を伝えるので、断熱させているのです。
こんな細部にまで断熱するのが、本物の高断熱
この処理を行なわないと、内部金物が結露する恐れがあるのです
このような細かい処理は、塞いでしまえば処理したかも判らないし、結露したとしても分からない位の結露なんでしょうが、長いスパンで考え、少ない結露も、構造躯体に関わる金物なので、腐食やカビの発生などを考えると、絶対におろそかに出来ない工程なのです。
膨らんだ発泡ウレタンは、硬化後に梁面平らに切落とします
それにしても、この発泡ウレタンは噴いて実用する部分より、膨らんでしまい切って捨てる方が多くなってしまうのが、いつも勿体無く思ってしまう今日この頃です・・・・・・( ̄0 ̄;)